コーヒー好きになるためにやること - 日報 #111
飼ってるインコが「オハヨウ」と言うようになりました。
多分。
もしかしたら「おわあぁよ」かもしれませんが。
聞く人によっては「あぁあぁよ」かもしれませんが。
さくらでCDN構築、
SQSで大量安定即時Push送信などなど、
サーバサイドが慌ただしくなっております。
そーゆーことやりたいエンジニア募集しております。
さて本日は特に技術的に話すことはないので、
生ぬるい日報を。
一旦タバコを吸うのをやめてから1年とちょい経ちます。
空いた時間をコーヒーで無理やり穴埋めし始めて、1年経ったわけです。
勿論コーヒーの味の善し悪しなんて分からないので、
メインの目的はあくまで「時間を潰す」ことなわけです。
なので、わざと豆のまま買ってきて、
ゴリゴリと手挽きして、
ゆっくりゆっくりドリップしたりしておるのです。
周りからは冷めた目で見られているようですが、
そうでもしないとタバコすっちゃいそうだからやるんです。
しおらしいですね。
で、
残念なことに僕は「良いコーヒー、うまいコーヒー」についてあんまり興味がないみたいなんです。
だって苦くない?あの黒いお湯…
砂糖とミルクがなかったら10回中4回くらいは「まぁうまいかなぁ」と思えるけど、
6回は「にっげぇなぁ…」くらいにしか感じないんですね。
多分世の中にはびっくりするくらいうまいコーヒーってのがあるんでしょうけど、
「トリプレッソうめぇwww」とか言ってる僕に死角はないんですね。
本当に味音痴なわけです。
でも、コーヒーグッズは結構好きなんです。
エスプレッソマシンみたいな電気的なものも、
手挽きのミルも、ドリッパーも、サイフォンも、
「もの」としてすごいカッコイイし、面白いなぁと思うんですね。
そしてコーヒグッズが好きだと、
どうやってコーヒーという液体を作っているのかが凄く気になってくるわけなんです。
「ドリップと、エスプレッソと、サイフォンと、フレンチと、、、器具によってどう条件が変わって、
どうやってコーヒー液を抽出しているのか?」
ってことが道具そのものへの興味から次々に湧いて出てくるんですね。
そうなると、色んな解説文書を読むわけです。
コーヒーのSEM画像から、気圧条件での抽出成分の変化とか、
そういうのを調べていくと、なるほどこういう器具が必要なのだなということが見えてくるんですね。
で、これが発展すると「自分なりの条件でコーヒー液を抽出してみたくなる」というフェーズにいくと思うんです。
どうやって気圧をかけようか、
どうやってお湯とコーヒー粉の接触面積を制御しようか、
それをデジタルに決定できるか、
などなど考えるわけです。
自分で抽出条件を設定してそれを実行する器具を作ってみるなんて、
すごいワクワクしますよね。
ですがここで「にわかコーヒー好き」であることが足かせになってくるんです。
要は、最終的な評価項目である「味」がよく分からないから、
抽出結果成果物を評価できないんです。
これは困るわけですね。
いくら器具を自作して、抽出条件を操作できたとして、
「うーんいい味が出たねぇ」ってわからないと意味ないんですね。
さぁ困った。
ここでありがちな間違いは、抽出成分を化学的に分析して、味の成分表を…とかいう行為に陥ることです。
感性価値を定量化しようというのは本当に茨の道なので、そっちにだけは行きたくありません。
あくまで「うまい!||まずい!」を舌で評価できないといかんわけです。
ということで、
ここに来て僕は「おいしいコーヒー」をきちんと飲んでみることにしました。
コレがウマイのか、ということをきっちり理解しないと、
やっぱりコーヒーは最後まで楽しめそうにありません。
興味のあることをやるために、
興味のないことをやらなければならないのです。
人生って本当に複雑にできているんですね。
では、今日のところは以上です。