俺の報告

RoomClipを運営するエンジニアの日報(多分)です。

日報 #9 - 発見のない日だってある

このブログ、コレ意味あんの?

>いつか必ずな

 

さて今日も今日とて報告行きましょう

 

1. apiいろいろ

2. 新デザイン作成中

 

今日はびっくりするくらい何の発見もなかったぜ!

Sassばっかりいじってるから、またその話でもすっか。

 

デザイナーと一緒に作るっていうことは、とても勉強になります。

デザイナーにとっての当たり前と、

プログラマーにとっての当たり前、どうやって融合していくか。課題だらけですね。

 

例えば、むっちゃ簡単なところで、font-sizeについて。

デザイナーはサイトを設計する上できっと「14pxを基本として、強調するときは16px、注釈的なものは12px」とか基準を決めたとする。

もちろんデザイナーによるだろうけど、大体においてこういうルールは例外を許してたりする。

 

さてプログラマはこれをどう受け取るか。

例えば、

$font-size-default : 14px;

$font-size-max : 16px;

$font-size-min : 12px;

みたいな変数で用意しておくやりかたをすぐ思いつく。

でもこれじゃ「デザイナーの本心」にも遠い気がするし、プログラミング的にもなんか微妙だ。

場合の数に対してアロケーションが線形に増えていくだけだし、例外の許容性もカバーしきれてない。

じゃぁ例えば、

$base-fontSize: 14px;

@mixin relative-fontSize($value, $base:$base-fontSize){

  font-size: $base + $value;

}

こんな感じで、14pxを可変基準とかにしておいて、相対値pxだけを指定して決めたほうが便利かなとか思う。

これはさっきよりデザイナー的にも嬉しいんじゃないかな。

仮にmax,minといったショートカットを用意したとしてもこの関数で定義すればよい。

 

以上の例は、ぶっちゃけ実用的かどうかも怪しいし、デザイナーがいるいないに関わらないかもしれないけど、

少しだけ俺に気づきを与えてくれる。

視点をずらす、という作業はいつだって気づきを与えてくれる。

考え方だってそうだ。

社長と、営業と、デザイナーと、エンジニアと、高校生と、母親と、父親と、数学と、歴史と、文学と、チューリングと、ラムダ式と、

世界観をずらして物事を捉え直してみると、「結局は同じこと」であっても、「大事なこと」が変化するように思える。

 

いやしかし、

マジで気づきのない一日だったなぁ。。。